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ウサ子の3Dモデル作ってみた。制作過程とBlenderチュートリアル紹介

1. キャラ制作の理由と手作りの楽しさ

自分のオリジナルキャラクター(ウサ子)は、AI任せにするのではなく自分自身の手で作り上げたいという思いから、Blenderでの3Dモデル制作に挑戦しました。

調整や編集を行っていく上で、結局は多くのツールや機能を学ぶ必要が出てきます。それならば、多少手間がかかったとしても、一度最初から自分の手で作ってみるべきだと判断しました。

実際にやってみると、トポロジーの理解はデッサンにおける構造の捉え方と同じ感覚で作れるので非常に楽しかったです。過去に石膏デッサンや写実的な絵を描き、解剖学を学んでいた経験がここで活きてきてます。昔の感覚を思い出しながら対象を観察するのが懐かしく感じます。1作品1月かけて作るのが普通だったので時間をかけて作りこむことの方がしっくりきますね。
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2. モデリングの感触とUnity向けの調整

原画があれば、トレースに近い感覚で形状を合わせながらモデリングできるため、キャラクターの雰囲気を再現するのは慣れればスムーズにいけそうな感触を得ました。

ただし、ポリゴン数を増やしすぎるとUnity等のゲームエンジンに持っていくのが難しくなります。そのため、最小限のデータで魅力を引き出せるよう、デフォルメと再デザインを行いながら調整しています。

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3. 自作3DモデルとAI(インペイント)の相性

自作でモデルを用意することの最大のメリットは、レイヤー分け(パーツ分け)が自由にできることです。 羽織のみ、袴のみといった表示の切り替えができるため、スクリーンショットを撮ってAI(インペイント等)の転写用ベース画像を作る際、余計な部分を取り除けます。これにより、塗り残しがなくなり、作業効率と安定感が段違いに向上しました。

ベースとなる色のグラデーションや複雑なディテールを描き込めるため、最終的なクオリティは非常に高くなります。 転写だけでなく、テクスチャに直接画像を貼り付けてそれに合わせてUVを配置する手法も有効で、「自作3Dモデル+AI画像」の組み合わせは非常に伸びしろが高いと感じています。

ただし、それでも面の凹凸で転写が引き延ばされるので、手直しが多くやり方の工夫が大事です。

4. 現在の3DAIモデルに対する考察と課題

一方で、完全な「AIによる3Dモデル生成」でセルルック(アニメ調)のキャラクターを作るのは、当分先になるだろうという印象を受けました。

現在の3DAIモデルは、3D空間から直接塗り込むような処理をしているように見えます。そのため、以下のような課題が山積みです。

  • 回り込みや入り組んだ部分のテクスチャが荒れやすい
  • UVが均一かつ細切れに配置されるため、解像度不足に陥る
  • ライティングの計算違いによって面が不自然に浮き出る
  • 計算の元データが無いため、後からの手作業による修正が困難

これらの問題に加えてアニメーションと周囲の環境に合わせてのシェーダーによる色や明暗調整もいるので編集できる構造でないと厳しいかと思います。
3Dプリンタについては実用性はあるかもしれませんが、ゲームのように動いたり周囲との調和が必要なものは注意が必要です。

根本的なアプローチが変わらない限り、キャラクターのような繊細な表現には厳しいのが現状です。後々の修正や応用のことを考えると、やはり自前できれいなトポロジーとUVのデータを作っておき、それを流用していく方が確実だと感じました。

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こちらはAIの3Dモデルです。
見た目は綺麗で特徴をとらえていていい感じではありますが、遠めじゃないと粗が目立つので実験用になりそうです。
全て一体化なのでキャラなのに細かい動きは無理なので使いどころが難しそうです。
Mixamoなどアニメーションの自動化もありますがトポロジーの問題で上手く割り当てが出来ないことが多々あったので手直しは結構必要です。それはまた次回に。

5. Blenderの学習方法とおすすめチュートリアル

Blenderの学習にあたり、最初はAIに操作方法を聞きながら進めていました。しかし、BlenderはバージョンごとにUIの配置が大きく異なり、AIが回答した機能が見つからないといった「嘘」に悩まされることが多々ありました。AIの回答の真偽を見抜けない段階では、AI頼みの学習はかえって困難です。

Blenderは非常に多機能でショートカットも多く、機能間の関係も複雑です。そのため、実際の制作工程を動画で真似しながら、基本的なことを体で覚えるのが一番の近道だと思います。 AIモデルなどを活用するにしても、修正方法を知らなければ手に負えなくなります。まずは一度、基本的なモデリングを自力でやってみることが重要です。

以下は、私が今回の制作で参考にした、非常にわかりやすいおすすめのチュートリアル動画の備忘録です。
操作ボタンの公開や機能について分かりやすく解説してくれているので非常に助かりました。

製作メモ:参考チュートリアルリンク集

モデリングの基本手順
【Blender】顔モデリング講座 ~平面から始めるキャラクターモデリング~
https://www.youtube.com/watch?v=uUqQw6VpFP8

リグ配置の基本
【Blender】リギング入門講座 ~初心者向けに親子関係、リグの作り方、IKとFKを解説~
https://www.youtube.com/watch?v=Y7HVmRkbleE

パスによる髪の作り方
【Blender 2.83 Tutorial】アニメキャラ髪の毛の作り方
https://www.youtube.com/watch?v=jykDNpOHM98
【blender】カーブを用いた髪の毛のモデリング方法を徹底解説!
https://www.youtube.com/watch?v=zg_jFsH0JBA

服のスキニング方法
Blenderでキャラクターモデル制作!02 | ウェイト転送による服や揺れ物のスキニング
https://www.youtube.com/watch?v=APQgOHa1udo&t=1506s

アニメーションも製作中でそれはまた次回に。
Mixamoを使ったアニメーションの組み込みと調整も実験中です。****